Science House建築計画
大きな科学館の建築は難しいですが、一軒家を改造して科学を身近に感じられる
「ScienceHouse=科学ハウス」を計画中です。これは神奈川県逗子市にある
「LiCaHOUSe」をモデルにしています。生徒のみなさんが放課後にぶらりと立ち寄れる
場所を目指しています。自分では少し難しい実験や珍しいものを観察したり、100均で購入
できるKitchenGoodsで実験・体験を紹介できればと考えています。これならば、家に帰っ
ても、自分で実験ができ科学をより身近に考えることができますね。
これらの経験から「環境」を自然と考える力を身につけてほしいと願います。
どんな体験ができますか?
私たちの周辺にある当たり前の物質、でも意外に名前しか知らないものもあります。
そんなものを実際に見る・触る から新たな発見も出てくるでしょう。
また目に見えない電流や音、そして光の実験は興味深くもあります。難しい内容はあとで
学ぶとして、それらがどんな現象を示すのか、知ることが1番です。
上の写真は「ヒト」の臓器を1つずつ分けた模型です。心臓や腎臓、肝臓など言葉を聞い
たことがあったり、写真で見たことがある人もいるでしょう。自分たちのからだの構造を
こうして模型を使って知るともっとリアルですし、その働きにも興味関心が出てくる事
と思います。
身近な実験Goods!
多くの実験を実施してきました。その中で出番の多いものの1つに「重曹」があります。
重曹は化学名では「炭酸水素ナトリウム」と言いますが、私たちの生活では、「ベーキン
グパウダー」の成分として、また「ふくらし粉」という名前でも使われています。
ホットケーキミックスの中にも含まれており、分解すると二酸化炭素を発生します。この
気体が出てくるのでケーキを作るときに用いると膨らむのです。
また水溶液は、弱アルカリ性を示すので、色の変化を楽しむ実験にも利用してきました。
さてみなさんは、「重曹」を使ってどのような実験を楽しみますか?